橋本環奈 主演映画『シグナル100』を観た感想。
動画配信サービスU-NEXTで橋本環奈さん主演のサスペンス / スリラー映画『シグナル100』を観たのでレビューしたいと思います。
料金
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あらすじ
担任教師・下部(中村獅童)が突如、クラスの生徒達に催眠をかける。特定の行為(シグナル)をとることで自殺をする”後催眠暗示”。
樫村怜奈(橋本環奈)は親友の死を目の当たりにし、クラスメイトを助けるために行動を始める。
しかしシグナルの秘密に気付き、それを利用してクラスメイトを自殺に追い込もうとする者も・・・
このシグナルは全部で100。死の暗示を解く方法とは?
感想
映画・ドラマに大活躍の橋本環奈さんですが、バラエティのイメージが強いですよね。出演作も『銀魂』『斉木楠雄のψ難』『今日から俺は!!』などコメディ色の強い作品・配役が多かったです。
主演映画も2015年の『セーラー服と機関銃 -卒業-』以来となります。
さわやか・かわいい・おもしろい なイメージの橋本環奈さんがこのようなサスペンス / スリラー映画でどのような演技を見せるか気になっていました。
親友やクラスメイトの死を目の当たりにし、その中でみんなが助かる道を模索し続けた芯の強い女性の姿がありました。
ちょっとクセのある声がまた良い味をだしていましたね!
生徒達の行動
「特定の行動をとると自殺してしまう」状況に追い込まれた生徒達。しかも、この催眠を解くには「最後の一人になる」という条件をクリアする必要があったのです。
カルト教団が作り出したと言われるこの催眠映像。元々ある64のシグナルに下部(中村獅童)が付け加えた36個を合わせて「シグナル100」となります。
生徒はシグナルを知る者と知らない者に別れ、知る者は誘導によってクラスメイトを自殺に追いやろうとします・・・
この騙し合いや生徒同士の争い、派閥争い、そして葛藤がこの作品の見どころと言えるでしょう。
原作漫画『シグナル100』
この『シグナル100』には原作漫画があります。原作者は宮月新(みやつき あらた)先生。
松坂桃李さん主演で映画化もした漫画『不能犯』の原作者でもあります。
現在は妹の為に殺人に手を染める兄の葛藤と変貌を描いた『虐殺ハッピーエンド』という作品を連載しており、こちらも大変面白いです。
漫画版『シグナル100』も面白かったですが、クラスメイトの死の描写がやや唐突だったんですよね。ページをめくると〇〇が〇〇になって死んでる・・・みたいな。グロくはあるのですがその点はちょっと物足りなかったというか拍子抜けというか・・・
その点映画『シグナル100』は死の恐怖や痛みが大変リアルに感じられました。この点は映像化ならではという感じです。
漫画原作と違うラストに注目!
物語の大筋は原作に沿っていると言っても良いでしょう。
榊蒼汰(小関裕太)と樫村怜奈(橋本環奈)の関係性、榊のキャラクターについては漫画版の方が掘り下げられていると言えます。
しかし、ラストには原作と映画で決定的な違いがありました。
樫村の向かうベクトルは同じと言えば同じなのですが、原作版のあまりに救いのないラストに比べれば、まだ実写映画の方が納得がいくというか・・・「そこまで後味が悪くない」というか・・・(笑)
ラストシーンでは「橋本環奈もこんな表情するのか」というゾクリとする顔・眼差しを魅せてくれます。
お勧めの他作品
学園もののこの手のサスペンス、ホラー、スリラー作品はけっこう多いですよね。個人的に「この作品が好きならこれも好きかな?」という作品をご紹介しますね。
バトル・ロワイアル
バトロワはこの手の学園サスペンス / 学園ホラー 作品の金字塔ともいえる作品ですね。小説原作で漫画家・映画化もしており、藤原竜也、ビートたけし、山本太郎、栗山千明、柴咲コウなど若き名俳優・女優陣が出演していた作品です。
異骸-THE PLAY DEAD/ALIVE-
映像化しないかなマジでコレ。面白いんですよ設定が。バトロワは国家の取り決めによって生徒同士が殺し合う理不尽な内容でしたが、この異骸もまた生徒同士が争います。
決定的に違うのは「ゾンビになったが定期的に意識を取り戻す生徒達」と「ウィルスに感染していない生徒達」の派閥ができている所です。
派閥は違えど信頼を寄せあう主人公とその親友は、両者の争いを止めるべく奔走しますが・・・
感染すれば敵と味方に別れる・・・
生徒同士の信頼、友情、愛情、そして裏切り・・・
「ゾンビ物」として観ても学園スリラーとして観てもかなり完成度の高い作品です。
悪の教典
『新世界より』『クリムゾンの迷宮』『黒い家』『青の炎』などの原作者である貴志祐介先生の作品です。
漫画家、映画化しており頭脳明晰なサイコパスを演じたのは伊藤英明。ある事をきっかけに自身のクラスの生徒全員を皆殺しにすることに。
ミスミソウ
閉鎖的な田舎に転校してきた主人公の家族。強烈なイジメに遭い、暴走した悪意は結果として家族を死に至らしめます。
幼い妹の無惨な姿を目にした主人公は、復讐を誓います。
漫画原作は『ハイスコアガール』などで知られる押切蓮介先生です。こういったゴア系の作品もけっこう手掛けているんですよね。『焔の眼』『サユリ』などもおすすめです。
読後感最悪。救い無し。トラウマ描写多数。興味のある方は是非(笑)
『バトル・ロワイアル』『ミスミソウ』『悪の教典』の実写映画は記事公開時U-NEXTで見放題となっていました!(無料お試し期間でポイント利用しなくても見られる)
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