2017年 フランス産クリーチャーホラー映画『HOSTILE ホスティル』レビュー
動画配信サービスU-NEXTでフランス産クリーチャーホラー映画『HOSTILE ホスティル』を観たのでレビューしたいと思います。
料金
『HOSTILE ホスティル』は見放題作品ではなくポイントレンタル。記事公開時550円/ポイントで視聴できました。
U-NEXTは月額1,990円ですが毎月1,200ポイント付与されるため、無料の範囲で観ることができました。
あらすじ
パンデミックで崩壊した世界の中で逞しく生き抜く女性、ジュリエット。ある日探索の途中に事故を起こし、身動きが取れなくなってしまいます。
夜が訪れ、クリーチャーが不気味なうめき声を上げながら近づいてきます・・・
彼女の現在と過去回想(パンデミック発生前)が交互に描写されるストーリー構成でした。
クリーチャー役にハビエル・ボテット氏。彼はマルファン症候群で、長身と長い指が特徴です。クリーチャーはCGではなく、ハビエル・ボテット氏が演じていたというから驚きました。
HOSTILE の意味
HOSTILE(ホスティル)には「敵意」といった意味があるようです。
なぜこんな名前になったのか少し不思議でしたが、後になって思えば「敵意があったのか?」「いつから敵意が無かったのか?」など考えさせられます。
似た映画
似た映画でおすすめを挙げるとすれば、『サンズ・オブ・ザ・デッド』『アローン・イン・ザ・ゼット』です。
『ウォーム・ボディーズ』は・・・さすがにちょっと違うかな(笑)
『サンズ・オブ・ザ・デッド』『アローン・イン・ザ・ゼット』、これらは共に過酷な環境に置かれた女性が主人公であり、現在と過去回想がある点も似ています。
『サンズ・オブ・ザ・デッド』は割と王道テイストのゾンビが出てきますが、登場人物が少なく下品で笑える描写もオススメ。
『アローン・イン・ザ・ゼット』はゾンビの登場が少なく人間ドラマ感が強いです。
個人的おすすめ度
ホラー系の映画は前情報を入れず割と直感で観るのですが、今作は中々面白かったです。
恋愛 / 人間ドラマ / 感動 / シリアス 要素が好きな方にはおすすめできます。
ゾンビ / クリーチャー / グロ / バトル などを期待している人にはおすすめできません。
クリーチャーも基本1体だけですからね。
率直な感想
ハビエル・ボテット氏演じるクリーチャーは良かったです。しかし、「気持ち悪さ」はあっても「怖さ」という点では若干弱かったかなと。
世界観的には『ワールド・ウォー・Z』みたいな感じだと思うのですが、クリーチャーにWWZのような迫力・力強さはありません。
あの細い脚で悪漢の頭部を踏み抜くのはちょっと違和感がありましたし、そんな力があるのに車の中にいる女性一人引きずり出せない点にも違和感を感じました。
まぁ、この違和感には後で決着がつくわけですが(笑)
他にもめちゃめちゃ紳士的で良いヤツだった彼氏が子供を失った途端に思いやりの無い感じになってしまったり・・・
そもそも彼女、ジュリエットに対する恋心とかも理由付けが弱い感じがしてしまいましたね~。
「諦めるな」というメッセージがあったのに結局・・・
もう少し感情移入しやすいと良かったです。個人的にはサンズ・オブ・ザ・デッドを推したい。(この作品もU-NEXTで観れました)
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